So-net無料ブログ作成

009_弾左衛門囲内 [お江戸のランドマーク]

江戸の長吏頭 矢野弾左衛門は徳川幕府より関東全域の被差別民(長吏・猿飼・非人等)支配のお墨付きをもらい、府内の長吏・猿飼(猿回し)とともにこの場所に住んだ。
ただ最初からこの場所ではなく、江戸初期は日本橋尼店(あまだな。現在の日本橋室町辺り)、その後、町域の拡大により浅草御門外の鳥越に、最終的には1645年(正保2)山谷堀の北、浅草新町(現、台東区今戸周辺)に移転し明治維新まで存在した。

まず尾張屋版の地図でその場所を見てみる。
浅草新町_01.jpg
右上の白く細長い部分になるが、地図上には細かな記載が全く無く、ある種「隔離」された地域であることが予想できる。

現在の地図では以下の場所になる。
浅草新町_02.jpg

ではこの中がどのようになっていたのか全くつかめなかったが、浦本誉至史(うらもとよしふみ)著『江戸・東京の被差別部落の歴史』に以下の図が載っていたので紹介する。(右が北)
浅草新町_04.jpg
これによると、周囲を溝(水路)で囲まれ、中央に南北を貫く太い道路があり、南側の山谷堀に面して表門、反対側に北門を開け付随して番所が設けられている。それ以外、東西に今戸、吉野町の2箇所の出入り口があるのがわかる。中央には白山社があり、南の表門付近には弾左衛門屋敷(新町役所)がある。また町域は南から上町、中町、下町と区分けされていた。

ではこの図を元に、周辺も含め現在の地図に落とし込んでみる。
浅草新町_03.jpg
囲内中央を貫く道路は「往来」と呼ばれるメインストリート。この道路は現在の都立浅草高校東の道路で、位置的にもピッタシと一致する。また吉野町口を出て北に向かい寺の間を抜ける道路も現在と一致する。
関東大震災、東京大空襲を経ても当時の町割りが残っているのは非常に喜ばしい事だ。
弾左衛門屋敷は現在の都立浅草高校の北側辺りになる。屋敷の向いには配下の被差別民や非人を収容する新町牢(牢獄)があった。正確な規模や場所が不明のため今回は割愛する。

さて「隔離された地域」と前述したが、実際には一般町人の出入りも自由で、物売り、行商などかなり頻繁に出入りしていたようだ。また毎年9月20日頃に行われる白山社の祭礼はかなり大規模なもので、長吏・猿飼・非人たちだけでなく一般町人の見物客も多かったとされている。

次にここを統治していた弾左衛門の屋敷について紹介する。
弾左衛門屋敷の敷地面積は約740坪。図でもお分かりのように往来に面して東側に門を設け、西側には庭がある。また所々に蔵もあるのがわかる。
ここが歴代弾左衛門の私邸でもあり、全関東の被差別民支配のための役所(新町役所)でもあった。
少し見にくいが、読み取れるものは自信を持って、そうでないものは予想で注釈をつけてみた。間違いはご容赦願いたい。浅草新町_05.jpg
表門 玄関 役所部分と思われる お白洲か? 書院(多分公的な儀式等で使用)
以上が役所スペースと思われる。これ以降が私的なスペースだろう。
上段之間(右に床間のようなものが付属している。多分一番格式の高い部屋であろう。)
寝間 茶の間 座敷(と読める) 上から下へ十畳、六畳、六畳 上から六畳、六畳、十畳(奥向と思われる) 湯室と読めるが湯殿だろうか? 女中部屋(右隣も同じだろう) 中庭 台所 通用門(門を入るとすぐ台所。とても自然だ) 板敷廊下(北の端は厠だろう) 庭 亀岡八幡

以上が弾左衛門囲内の概要である。

明治維新後のことについては、各自でお調べ願います。

アクセス:東武鉄道及び東京メトロ浅草駅下車
Yahoo!ワイワイマップ大江戸八百八町『弾左衛門囲内』へ>>>
nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 1

ブランド偽物


ルイ・ヴィトンのファッションショーを代表するバッグ「NN 14」は、アイコンバッグである「ノエ」へオマージュを捧げ誕生しました。
手作業でプリーツ加工を施したタッセルや<a href=http://www.bagrakuten.net/ title="ブランド偽物" id="menuUserleft1">ブランド偽物</a>メゾンの象徴となっているパドロックとキーカバーがエレガントな印象。
バッグの中には取り外し可能なポーチが付き、貴重品を収納するのに最適です。
「NN 14 PMモノグラム・イドール」はモノグラム・キャンバスとカーフスキンのトリミングを組み合わせた洗練を極めるデザイン。カルティエ(Cartier)がハイジュエリー受注イベント「カルティエ ロワイヤル」を記念して、川島ルミ子著『カルティエと王家の宝石』を4月24日に刊行した。
1904年に許可を受けたイギリスを始め、スペインやロシア、ギリシャなど由緒ある16ヶ国の王室から御用達業者として認められてきた<a href=http://www.bagrakuten.net/product.php-id=48.htm title="ルイヴィトン コピー" id="menuUserleft1">ルイヴィトンスーパーコピー</a>。
同書ではそのうち七つの王室にフォーカス。
ティアラを始めとする豪華な宝石類が、王家とともにどのような運命を辿ったのか。
英国王室で受け継がれていた重さ166.18グレインの重さを誇るパールを始め、ホープダイヤモンドやイエローダイヤモンドなどの宝石について、それらと王家を巡る数奇な運命を写真とともに辿っていく。
なお、6月に京都国立博物館で行われる「カルティエ ロワイヤル」では、同書にも登場するコレクション「カルティエ ロワイヤル」を含む数百点の<a href=http://www.bagrakuten.net/product.php-id=74.htm title="シャネル バッグコピー" id="menuUserleft1">シャネルスーパーコピー</a>ハイジュエリーが展開される予定だ。
by ブランド偽物 (2016-04-05 18:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。